【開催報告】第1回読書会

第1回「初めての読書会@福岡」開催報告

【日時・場所】2月7日(日)AM9:00〜10:30 福岡市立中央市民センター

【参加者】女性5名+男性2名=合計7名(勉強会で知り合った方2名、フォトリーディング受講仲間2名、友人1名、夫、私)みなさんの職種は、女性管理職、税理士、行政、金融、教育、建設といったふうに様々でした。

【形式】オススメ本紹介スタイル

【みなさんにオススメいただいた本】

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

 読み易いのに内容が充実していて、いつも気づきを与えてくれる著者。真の情報活用とは、知的生産力を促すためであるべき。知的生産力を鍛えるため手法が5段階で解説されている。いちばんコレだと思った手法は、本が好きだということもあって、「本は、買ったその日が最高の読書チャンス!」積読本が130冊くらいあるが、まず読みたい本から読んでいこうと思う。

「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト 稼ぎ力養成講座Episode1

「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト 稼ぎ力養成講座Episode1

 「女性が夢を叶え合う社会を構築する」というアンテナにひっかかった1冊。OL専業主婦から起業するまでが、ストーリー仕立で共感しやすく分かりやすかったという点と、目次が分かりやすいという2点が良かった。自分に足りないのは長期的将来的な視点と、全体的マクロ的な視点だと、具体的に明確に考えることができるようになった。目の前の行動が、社会においてどんな役割があるのか、将来の自分にとってどんな意味があるのかということを考えるテキストとして使っています。

部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~

部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~

 金曜に参加したセミナーの講師がこの方だった。仕事術の本はたくさんあるし、みなさんたくさん読んでいらっしゃると思います。目新しいことは書いてありませんが、当たり前のこと(現状分析、振り返り等)をきちんとするということが、おろそかになっていないか、ということを改めて考えることができた。特に残業・休日出勤問題についての7つのこと。基本のこと、土台になることが語られていて、ヒットでした。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

 アイディアの出し方本。会社で「創造性先見力を磨く」という研修の課題図書だったが、営業推進キャンペーンを考える際に非常に参考になった。アイディアとは、既存の要素の組み合わせ以外の何物でもなく、既存のものに何かを加えてプラスすることである。ポストイットや、マンダラートを使う方法が、実際に役に立った。

 著者は税理士、経営コンサルタント。新潟在住。フォトリーディングの講師でもある方。今の自己啓発躁状態で「特別界」の人の成功している方法である。一般の人が成功するためには、特別な方法ではなく、「なんでもない地味なこと」である。例えば、朝早く起きて地道に読書会に参加するなど。一般の人がお金を貯めていくためには、不動産を買わない、自動車を買わない、生保を販売員の勧めるままに買わない、子供の学費も払い過ぎない、資産運用は地道にインデックス投信。自己啓発が流行っていて躁状態になっているけど、地に足のついた自分の大切なことを日々やっていきましょう。目新しいことは特にないけど、いつも参考になる。

難波鉦異本 上 (BEAM COMIX)

難波鉦異本 上 (BEAM COMIX)

 漫画です。エロいです。しかし、遊郭を通じて江戸時代の文化が知れるという点でおすすめ。元ネタ本が、江戸時代のモテ本だったり、300年前の女性たちの「したたかさ」を垣間見るのも面白い。

「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)

「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)

 
 私がプレゼンした本です。この方を知ったきっかけは、J-WAVEの「POWER YOUR MORNING」。東大卒、博報堂マーケティングに携わったあと、飲食コンサル会社を起業し、「スクーリングパッド」という社会人のためのレストランビジネスを学ぶ学校も運営している、という方の第1作目の著作です。本の概要は、飲食業の現状とこれから等。今回この本をオススメ本に選んだのは、「つながる」ということを体感したから。ブログに感想をUPした際に、著者ご本人からコメントをいただいて、ものすごく嬉しかった。今は、以前と違って、ブログやツイッターなどで感想をUPすれば、著者本人とつながれる楽しい時代になっているんだ!ということを体験した。著者と読者の関係が、ずいぶんフラットなものになっているんだ、という実感をみなさんにお伝えしたいと思って、この本を選びました。

【ディスカッション】

 本の話以外にも、各自使っている手帳の活用状況を見せっこしたり、インデックス付箋、100円ノートを実際に使い倒していらっしゃるものを見せていただり、文房具ネタで盛り上がりました。みなさんいろんな工夫をしてますねー!あとiPhoneの話題も。

 それから、みなさん、それぞれ仕事以外で、いろいろなセミナーに通っていらっしゃいますし、たくさんの本を読んでいらっしゃいます。あの本この本に話が飛びましたが、どの本の話題でも、ついていける方ばかりでした。

【感想】

 準備のひとつひとつが私にとっては初めてのことだったので、本当に大きなエネルギーを使いました。慣れていらっしゃる方にとっては、きっと何ということはないのでしょうけれど、会場を予約すること、会の名称を決めること、プライベート名刺を作ること、アンケート用紙を作ること、mixiにコミュを作ること。それから幸運なことに、主催者の会に参加できたこと!ひとつひとつのステップが、なんということはないように見えて、実は、とても難しいことでした。名刺ひとつをとっても、勉強会に参加されるみなさんは、素敵なデザインのものをお持ちですが、私がようやく作った名刺は、文字のみです(笑)いちばん苦労したのは、名称を決めることです・・・。名称には、会の「コンセプト」や「思い」「実施内容」などが盛り込まれていなくはならない!と力んで考え始めると、さっぱり分からなくなって、さんざん悩みました。悩んだあげくがコレですが、私自身が勉強会読書会初心者ですし、初めての方でも気楽に参加できそうなイメージが伝えられているような気がするので、今は納得できています。10年経ったときに「初めての読書会です♪」と名乗るのも、素敵なことのような気がしています。最高に楽しかったです♪